あかりアート展  うだつの上がる街並  長良川散策

1泊2日の美濃。
2日目はいい天気になって街並散策ができた。私には「初岐阜」「初美濃」。
美濃市にはうだつの上がる街並ってところがあるのね。「うだつが上がらない」ってよく使うけど何だろうね〜なんて言いながら美濃にやってきた訳だけど、散策中さっそくこの「うだつ」発見。

うだつって「隣家との境界に取り付けられた土造りの防火壁」のことだそう。
屋根の両端を一段高くして造られた。 美濃市には、日本で最も多くこの「うだつ」が残っていて、うだつのある家は19軒。 裕福な家しか「うだつ」を造ることができなかったから、庶民の願望から「うだつを上げる・うだつが上がらない」の言葉もここからできたんだって。
ほら、美濃って美濃和紙が有名でしょ。だから火事で隣へ火が移ってしまったら、大事な文化がなくなってしまうのだよね。今はそう言えるけど、当時は大事な仕事、というか誇り、もしくは生きる総べ、だったのかな。それを長い間守ろうとしたことが結果的に「うだつの上がる街並」を創ったのかも知れない。
これがね、た〜くさんあるだよね。それぞれ家ごと違う形、違う模様のように感じた。もちろん街並もすごいよ。伝統的建造物群保存地区。江戸時代に築かれたこの街は、東西方向の二筋の街路と、南北方向の四筋の横町からなる目の字型が特徴だそうだ。う〜む、そう言われればそんな感じだったかねえ〜。
道路は少々新しい。ん?と思うのだけど、もちろん電線なんかはなくてこれから時間をかけてさらに素敵な街並になっていくのかも知れないな。この目の字の道に、あかりが並ぶ。さぞかし奇麗だろうね。今年は残念だったけどまたの機会を楽しみに、街並散策を楽しもう!と街並を歩き始めた。

 

街並散策での一番の感動は小坂家住宅。
この街並には、現在資料館として一般開放している和紙問屋の旧今井家住宅など「うだつ」の上がる家として美濃を代表する商家がたくさんあるのだけど、その中でも「小坂家」はすごかった。江戸時代から続く造り酒屋で、国の重要文化財。現在も店舗として使用中だそう。

これがかっこいいんだよね〜。
入った瞬間「うわぉっ〜〜〜」って感じ。
品のいいおばあちゃんがおっとり優しく出てきそうな感じでさ。
「ここに住む!!」って思っちゃうもん。

歴史のことも家のことも家具のことも分からないけど、とにかくかっこいい訳よ。(こんな時、もすこし言葉がうまく出てきたら伝わるのに、って思うのね)

 

さてさて、小坂家を奥に進んでみると、外に出た。
外に出たっていうか、何っていいのかわかんないんだけど、土間じゃなくてさ〜、ちょっと外なのよ。→こんなとこ。これが懐かしくてさ。

うちのおかんの実家は本川根で、小さい頃よく行ったんだ。
すごく田舎でね、トイレとか外にあるんだよね。それがさ、ホントに外じゃなくて、ちょっと外なわけ。屋根もあって台所のすぐ近くでちょっと外ばき履いていくのよね。これってずっと田舎の家ってこうなんだって思ってた。
なんかこんなところであの時の感覚に再会したみたいで懐かしかった。

もちろん小坂家は「トイレへの道」とは全然違うのよ。 造り酒屋だからさ、奥には酒蔵みたいなものもあったし、ここはきっとお酒を造る場所へ向かう道だろうな。

岐阜県美濃市 うだつの上がる街並フォト  
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